子供が嘘をつくのを治したい! 子供への叱り方と、もう嘘をつかなくなる魔法のことば

子供が嘘をつくことで悩んでいませんか?

小さい頃はなんでも話してくれて、秘密ごとなんて何もなかったのに、成長とともに子供が嘘をつくようになるのは、どの家庭にもよくあることです。

子供が嘘をつくのはとてもショックなことです。しかし嘘をつくことは、必ずしもいけないことではありません

例えば、あなたは子供さんにサンタさんのことをどのように話しているでしょうか?「プレゼントはサンタさんが届けてくれたんだよ」と話しているのでは?

例えば、趣味じゃないプレゼントをもらったときに正直に「趣味じゃない」「気に入らない」というのは正しいでしょうか?そこは、「ありがとう」でいいですよね。

このように「嘘」とひとくくりに言っても、他人を傷つけないための嘘、人を楽しませるための冗談、夢のあるファンタジーなどもあり、なんでもかんでも嘘はダメというわけではありません。

子供の時は正直なだけで通用しても、大人になってから、家族や友達・社会の中でうまくやっていくために、時には嘘をつくことや、うまく交わす技を身につけることも必要。しかし子供の不必要な嘘は、まわりが悲しい気持ちになるので、いけないことだと教えたいというのが親心です。

そのために、今あなたが子供さんにすべきことは、「嘘は一切だめ」と言い続けることや、小さな嘘まで突き止めて罰を与えるようなことではないはずです。それよりも、子供がもうそんな必要のない嘘をつかなくてもいい環境をつくってあげることが大切ではないでしょうか。

こちらのページでは、子供が嘘をつくのをやめさせたいときの、叱り方・治し方と子供が嘘をついてしまう原因を掘り下げ、子供がもう嘘をつかなくてもよくなるための魔法のことばをお伝えします。

ぜひ最後までお読みください。

子供の嘘に気づいた時の叱り方

子供が嘘をついていることに気がついた時に、ついやってしまうことの1つが「なんで嘘ついたの!!謝りなさい!!!」と、とにかく謝らせてしまうことです。

しかし子供が嘘をつくときには、「嘘をつこう」「だましてやろう」と思って嘘をつくというよりも、とっさに出た言葉が結果として嘘だったということが多いように思います。そのため「謝りなさい!」と怒られて謝ったところで、また同じようにくりかえしてしまうのです。

子供と向き合い、最後まで子供の話を聞いてあげる

まず、あなたが親としてできることは、子供と向き合うことです。毎日家事や仕事、子育てで忙しくゆっくり子供と話し合う時間などないかもしれません。

しかし、子供はあなたが忙しいということは話さなくても分かっています。分かっているからこそ、子供なりに余計なことでママに心配かけないように、迷惑をかけないように、怒らせないように、悲しませないように気をつけています。

でも本当は、親子なんだからなんでも言い合える仲でいたいですよね。親子の間だけは気を使わないで、本当のことを言える仲でいたいです。そう、いい子でいる必要なんてないのです。

そのために、子供が話をしたがったら、一旦手をとめて子供と向き合いましょう。子供から話し出すことがない場合は、お風呂の時間だけでもゆっくり学校でのことを聞いてみることからはじめてみましょう。

「金曜日は◯◯ちゃんの日ね!」と子供と決めて、一緒にアニメを見たり寝るまで子供の遊びに付き合うのもいいですね。

子供が学校のことやお友達のことを話すようになってきたら、チャンス!その時は、「こうしたらいいんじゃない?」など意見するのはやめて、子供の話をさえぎらないように最後まで聞くようにしましょう。

子供がついた嘘について話し始めた時は、特に子供とむきあって目線をそろえ、「ちゃんと聞いているよ」ということが伝わるように気をつけましょう。

嘘をついたことを叱らない

子供が嘘をついたときは「どうして嘘なんてついたの!!!」と頭ごなしに叱ってはいけません。どうして嘘をついたのかと言うと「ママに怒られるから」なんですよ。

なので、そこで叱ってしまうと今度はバレないように嘘をつくようになります。どうみても悪循環ですね。

もしも「あ、これは嘘だな」と子供の嘘に気がついたとします。その時は「ふーん、そうなんだ」と一旦聞き流しましょう。それから、落ち着いて子供と一緒に振りかえります。

子供と一緒に振りかえる中で、子供が自分で「さっきのは嘘なんだ」と認められたら上出来!本当のことを言えたことを褒めてあげてください。

子供の逃げ場を作ってあげる

とはいっても、嘘をついたことではなく「嘘をつくことになった原因」を叱らないといけない時もありますね。

そういう時は「パパからも怒ってもらうからね!」ではなく、パパには子供のフォローをお願いしましょう。子供を叱る場合は、子供の逃げ場を作ってあげてから叱るようにします。

筆者は「一緒にパパに話そうか」と自分がフォローにまわることもあります。パパとママのどちらかは子供の気持ちに寄り添って一緒に反省します。

抱きしめる、受け入れる、共感する

小学校高学年くらいになると、子供から抱きついてくるということは少なくなるかもしれません。筆者の子も、「ギューしてあげようか?」というと、「いいよ、いいよー」と断ってきます。しかし子供はいつだって甘えたいと思っています。ただ小さい頃のように「抱っこしてー」と無邪気に甘えることができないだけ。

子供が正直に話したとき、反省しているとき、涙を流している時、どうかギュッと抱きしめてあげてください。抱きしめるのが嫌がったら、頭をなでてあげるだけでもOK!
聞こえないくらい小さな声で話しているときや、目を見ないで話しているとき、キョロキョロしているとき、子供は怯えています。まずは安心させてあげましょう。

子供が嘘をつくことに抵抗がなくなると、親としては困りますね。正直に話してくれた時は「言えなくてつらかったね」「◯◯したかったのね」と子供の気持ちを代弁したり、子供が話した気持ちを繰り返して、共感するようにするといいですね。

話してくれたことに感謝する、褒める

そして最後は、「正直に話してくれてありがとう」「話してくれてうれしいよ」と喜び、褒めましょう。1人で抱えなくていいんだよ、大丈夫だよということを伝えると、子供は心から安心します。

普段から叱るよりも褒めることに重きをおくように心がけます。とは言っても嘘をついたときに褒めるのはなかなか難しいと思います。ですが、共感することはできますね。「つらかったね」と共感してあげるだけで、ママが自分のことを分かってくれたということは、ちゃんと伝わります。

子供の嘘の治し方

子供が嘘をつかなくてもいいように導く

例えば、TVやゲームをしている子供に「勉強やったの?」と聞くと、子供はとっさに「うん」と言うことがあります。でもそれは「勉強をやった」という意味の「うん」ではなく、単なる返事。子供は今、TVやゲームに集中しているから、返事をすることで精一杯なんです。
でも本当はやっていないから、ママにとってみれば「嘘をついた」となりますね。

そんな時は、「勉強やったの?」とは聞かずに「何時になったら勉強する?」と聞いてみましょう。それなら「うん」では返事ができません。

勉強が終わっていれば「もう終わっているよ」と言うし、終わっていなければ子供自身に決めさせます。「◯時になったらやるよ」と言われたら、「先にやっちゃいなさい!」と言いたい気持ちをぐっとこらえて、ここは一旦引きましょう。

そして時間になってもTVやゲームを続けているようであれば、「時計見てごらん」「今何時?」と言い、子供が自分でやめて勉強するように導きます。

自己肯定感を育てる

「自己肯定感」とは、「自分は大切な人間だ」「自分は生きている価値がある」「自分は必要な人間だ」という気持ちのことをいいます。

どんなに勉強ができても、お金を持っていても、いい会社に勤めていても、自己肯定感が低いと苦しい人生になります。たとえお金持ちでなくても学歴がなくても、自己肯定感の高い人は幸せを感じることができます。

この何よりも大切な「自己肯定感」が、今の日本の子供たちは決して高くないことが明らかになっています。

出典:大好き!が伝わるほめ方・叱り方

嘘をついたことを徹底的に叱ったり、おしりを叩いたり、「嘘をつく子はうちの子じゃないよ」と言うなど、罰をあたえると、子供は「自分はだめな子なんだ」「いらない子なんだ」と思ってしまいます。子供の口から「私なんて・・・」「どうせ自分なんか・・・」というネガティブなワードが出てきたら、自己肯定感が下がっているサインかもしれません。

逆に嘘をついたり悪いことをしてしまったとしても、「パパやママだけは自分の気持ちを受け止めてくれる」と分かれば、たとえ注意されても「自分はいらない子なんだ」とは思いません。この自己肯定感を育てるために必要なことが、褒めることと子供に共感して安心させてあげることです。

「愛されている」「そのままの自分を受け入れてくれる」と分かれば、子供はもう嘘をつく必要がなくなります。

感情的に叱らない

子供が嘘をついたときというのは、つい感情に身をまかせて怒鳴ってしまいがちです。

しかし、上でも書いたように感情的に子供を怒鳴ったり、徹底的に叱ることは、全く意味がないばかりでなく、子供の自己肯定感を下げてしまう原因にもなります。ぜひ気をつけたいですね。

子供にイライラした時にはこちらの記事も参考になります。

嘘をついてはいけない理由を話す

「嘘をつくことは絶対ダメ!」「嘘をつくなんて、ママ悲しい・・」「嘘をつくと誰からも信用されなくなるよ」「嘘はどろぼうのはじまりだよ」

あの手この手で子供の心に訴えかけても、子供はまた嘘をついてしまいます。子供が小さいうちはまだ難しいかもしれませんが、もしも小学生以上であれば、嘘をついてはいけない理由を話して理解させましょう。

そのとき「正直に話してれないと、ママあなたを助けてあげられないの」「解決方法を一緒に考えていこうね」と子供の気持ちに寄り添う言い方で伝えるといいですね。

根気よくつきあう

子供に色々言ったり教えたりしても、子供はまた嘘をつくこともあるでしょう。しかし、そこは根気よくつきあいましょう。

何度も繰り返しながら、子供は学習していきます。そのため、「この間あんなに言ったのに、また嘘つかれた」という気持ちはいったんおいておいて、何度も何度も根気よく子供につきあいましょう。

家庭の中に、多くの笑いがあるようにする

家庭の中心はママです。ママがニコニコしていれば、家族はみんな楽しく、たいていのことは笑ってやりすごせます。笑顔の多い楽しい家庭で育った子供は、わざわざ嘘をついてまで自分の身を守ろうとするでしょうか?

「そんなの全然大丈夫だよ」「気にすること無いよ〜」と笑い飛ばすくらいの気持ちで、毎日ママがニコニコと過ごせるように意識してみましょう。

「そんなこと言ったって急に笑えないよ」と思ったら、自分の手で口角をきゅっきゅっきゅと上にあげてみて。それだけでまわりからは笑っているように見えます。

”この子はうそをつく子”と思わない

「引き寄せの法則」を知っていますか?物事をネガティブに考えると悪いことを引き寄せてしまったり、「こうなりたい」と強く思って行動していると、実際になりたいことが引き寄せられてきます。

なので、「この子は嘘をつく子」「うちの子は嘘つきだわ」と思っていると、子供はどんどんそういう方向へ引き寄せられてしまいます。

なので、まずは「この子は嘘をつく子」「何回言ってもだめな子」と思わないこと。今回たまたま嘘をついてしまっただけのことなのです。これを忘れないようにしましょう。

子供がもう嘘をつかなくなる魔法のことば・絶対に言ってはいけないことば

[surfing_su_box_ex title=”子供が嘘をつかなくなる魔法のことば” box_color=”#FFE4E1″ title_color=”#000000″]
  • 話してくれてありがとう
  • パパとママはあなたが、大好きだよ
  • 何があってもあなたを守るから心配いらないよ[/surfing_su_box_ex]

嘘をついたことを正直に話してくれたとき、「なんでそんなことしたの!!」と叱りたくなりますが、その気持ちをぐっと抑えて、まずは「正直に話してくれてありがとう」とほめましょう。

そして日頃から自己肯定感を育てるように、子供の存在を肯定するように心がけます。子供は、なにがあってもパパやママに理解してもらえる、守ってもらえると分かれば、自分自身で身を守る必要がなくなるため、嘘をつく必要がなくなります。

[surfing_su_box_ex title=”子供に絶対に言ってはいけないことば” box_color=”#CEF6F5″ title_color=”#000000″]
  • 嘘つきを治しなさい
  • この間も注意したよね
  • 昔は◯◯だったのに(例:昔は良い子だったのに・・・)
  • それって嘘なんじゃないの?[/surfing_su_box_ex]

子供が正直に話したのに「それって嘘なんじゃないの?」と疑われたり「嘘言うんじゃないの!」と否定されると、「ママは自分のことを理解してくれない・・・」と思ってしまいます。

本当のことを言っても信じてもらえないというのは、とても寂しいこと。なのでさきほど書いたように、「これって嘘かもなぁ・・・」と思ったとしても、口には出さずひとまず聞き流しましょう。

「嘘つきはどろぼうのはじまりだよ!」「嘘をつくような子はうちの子じゃない!」という言葉も自己肯定感を下げてしまうため、もちろんNGです。

また「もう嘘はつかないでね」と約束しても、また嘘をつくことがあり、ママとしては「またか・・・・」とがっかりしてしまうこともあります。ママは約束を破られると、悲しくなるし怒りがこみ上げてくるでしょう。

しかし、何度も何度もくりかえし言い続けて、子供はだんだんできるようになります。そのことを頭の片隅においておくとよいですね。

子供が嘘をつく理由と、嘘をつく時の心理状態

ではどうして子供は嘘をついてしまうのでしょう?

嘘をつく理由について書く前に、「嘘をつく」というのは子供が自分の頭で考えて(物語を作って)話しているということになります。それは小さな子には難しいですので、それだけ成長した証でもあるんですよ。

子供が自分自身の身を守るため

これがかなり大きいです。バレたらママに叱られるのが分かっているから、子供は自分の身を守るために嘘をつきます。子供は人生経験がまだ数年しかありませんね。その小さな頭で必死に考えても、どうしたらいいか分からないから、必死に隠そうとしたり事実をねじ曲げたりするのです。

子供は最初嘘をついたときには、とてもドキドキしているはずです。「バレたらどうしよう・・・」とたった1人で不安になっていることでしょう。しかし、嘘をつくとその嘘を隠そうとまた嘘をつくようになり、どんどん子供は苦しくなってきます。

また嘘を繰り返すことで「嘘をついている」「悪いことをしている」という実感が子供自身になくなってしまうのも怖いです。そうならないためにも、子供が嘘をつかずにすむように、心のケアを優先しましょう。

自分に注目してほしい、まわりの興味を引くため

まわりの興味を引くために嘘をつく子もいます。つまり自分自身に注目して欲しいのです。下の子がうまれたりすると上の子は今まで100%向けられていたママの愛情が下の子に取られてしまったようで、寂しくなります。

心当たりがある場合は、子供の話をじっくり聞き「ちゃんとあなたのことを見ているよ」というふうに安心させてあげましょう。

誰かを守るため

お友達に「絶対に秘密だからね」と約束したから、ママには言えずに嘘をつくこともあります。これはお友達をかばっての嘘だったり、お友達との約束を守るための嘘なので、ある程度は見守った方がいい場合もありますね。

「秘密の内容は聞かないけど、それを聞いたらママやパパ喜ぶかな?悲しむかな?」ということを聞いたり、困ったことがあったらいつでも相談してね、と一声かけておきましょう。

まとめ

子供が嘘をついた時は、子供からのSOSのサイン。

決して嘘をついたことを叱り続けたり、罰を与えるようなことはしないようにしましょう。そのかわり、ママが質問の仕方を変えるなどして、子供がもう嘘をつかなくてもよくなるように導きます。

また子供の嘘は何度も繰り返してしまうということを頭の片隅においておき、日頃から子供の自己肯定感を育むように意識して言葉をかけてあげるといいですね。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

*参考文献*

子育てハッピーアドバイス 大好き!が伝わるほめ方・叱り方

 

 

 

もう子供が熱を出しても近くにいてあげられる!

 「自宅で自分のペースで働く」というNEWスタイルの働き方 

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