小さな子どもたちが、お絵かきする時に使いたいクレヨン!
色鉛筆だと細すぎて握力の弱い赤ちゃんや、ちいさなこどもたちには持ちづらく、サインペンではインクがこすれたりしてお絵かきには適していません。
その点、クレヨンは適度な太さと描きつけた時の発色の良さでお絵かきにぴったり!
ですがこのクレヨン、何歳から使わせたらいいのか悩みませんか?
こちらの記事では、クレヨンを使ったお絵かきのメリット・デメリットや、初めて使うのにおすすめのクレヨンをまとめました。
もくじ
クレヨンは1歳頃からがおすすめ!
クレヨンを使い始めるのは、1歳頃がおすすめです!
もちろんクレヨンスタート時期に決まりは無いのですが、1歳未満だと握力がまだあまりありません。
なのでクレヨンを持つことはできても、クレヨンを使って線を描く・塗るということは、ちょっとまだ難しいかも。
1歳頃になると握力もついてくるので、クレヨンをしっかり握ることができます。
また1歳はなんでもやりたがる時期なので、クレヨンお絵かきスタート時期に最適なのです。
[surfing_voice icon="https://mamagurashi.com/wp-content/uploads/2020/04/papa2-2.png" name="パパ" type="l" font_color="000"]クレヨンを使ってグリグリと線を描いたり色を塗ることで、脳神経が刺激され指先の感覚が発達するそうですよ
[/surfing_voice]1歳頃からそのような経験をたくさんすることで、手先は器用になっていき、お絵かきだけでなく様々な指先の細かい作業が出来るようになっていきます。
1歳頃は、クレヨンを使ってなにか決められたモノの絵を描いたり、ぬりえをするというのはなかなか難しいかもしれませんが、色とりどりのクレヨンに触れることで、色彩感覚を養うことも期待できます。
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クレヨンでのお絵かきのメリット
クレヨンを使ったお絵かきのメリットを3つまとめてみました。
- 手先が器用になる
- 色彩感覚を認識しやすくなる
- 表現力が育つ手助けになる
手先が器用になる
赤ちゃんの頃から手先を積極的に動かして、脳へたくさん刺激を与えたいもの。
実は、子どもがクレヨンを「もつ、握る、描く」といった動作が、手先の運動にあたります。
クレヨンをたくさん使うと、だんだん手の動きのコントロールが出来るようになります。
しかもクレヨンで描く絵が上手になっていくだけでなく、ごはんのときのスプーンの扱いや、積み木やおりがみといった他のあそびなども、より繊細な作業が出来るようになっていくそうです。
色彩感覚を認識しやすくなる
0歳のころは、まだ色の認識がつかず色の区別がつかないのですが、1歳のころになると「色」を見分ける力がついてきます。
[surfing_voice icon="https://mamagurashi.com/wp-content/uploads/2020/04/papa2-2.png" name="パパ" type="l" font_color="000"]一緒にクレヨンあそびをしている時に「これはきいろ!バナナの色だね!」というように、クレヨンの色をこどもの身近なものに例えてあげるいいです
[/surfing_voice]そうしていくうちに、こどもはだんだんと「色」と「色のなまえ」が合致していきます。
色を理解していくと、自分の”描きたい色”や”好きな色”を選ぶことができるようになります。
だんだんとクレヨンで描く絵もカラフルに彩られていくと思いますよ!
表現力が育つ
絵をかくことは「自分の考えや思い」を表現すること。
こどもがクレヨンを使って絵を描くときは、とくに意識をせずに描いていても、まだうまく言えない自分の考えや思いを、絵を描くことで表していることがあります。
特に年齢があがると、絵やクレヨンの色を通じて言葉で表すことのできないモヤモヤした気持ちを描きながら情緒を安定させることもあるそうです。
また自分の思いを絵にすることは、自分の思いを”絵”として客観的に見ることができるということ。
客観的に見ることで、こどもは思いや気持ちを整理することができますし、ゆくゆくはどのように表現したらよいかを考える表現力や、きちんと筋道をたてて考える論理的な思考を養うことができるようになっていきます。
クレヨンでのお絵かきのデメリット
口に入れる
赤ちゃんから幼児にかけては、なんでも口に入れてしまうお年頃。
クレヨンも例外ではありません。
クレヨン遊びをするときは、近くにいてあげて誤食しないよう見守ることが必要。
[surfing_voice icon="https://mamagurashi.com/wp-content/uploads/2020/04/papa2-2.png" name="パパ" type="l" font_color="000"]初めてのクレヨンは、あらかじめ口に入りにくい大きさのものを選ぶといいですよ!
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クレヨンが折れる
小さなこどもは、まだ握力のコントロールができず、筆圧も弱かったり強かったりします。
なのでやわらかいクレヨンは、ポキッと折れてしまうことがあるかもしれません。
折れて小さくなったクレヨンは誤って口に入れたりする恐れもあるので、折れにくい幼児用クレヨンを使うなどして注意してください。
つくえや床、服やからだが汚れる
こどもにクレヨンを持たすと、クレヨンの線はあっちにいったり、こっちにいったり。
画用紙などお構いなく、線はつくえや床にも描かれます・・
しまいには着ている服や腕がキャンバスになることもあり、大変です。
クレヨンを使うときは、あらかじめ汚れてもよい服を着せたり、要らないダンボールなどを敷いた上で描かせる、といったことも良いですし、”水でおちるクレヨン”というような汚れてもすぐに落とせるクレヨンを使うのもおすすめです!
初めてのお絵かきにおすすめのクレヨン5選
ベビーコロールクレヨン
某人気ゲームの某人気キャラクターのとんがりが伸びたようなかたちが特徴のベストセラー!
こどもの使いやすさと安全性が重視されたクレヨンで、キッズデザイン賞キッズセーフティ部門最優秀賞「経済産業大臣賞」受賞 と信頼性も充分!
持ち手の部分がまるいので、小さなこどもも握りやすく、円錐形のため折れにくいのもgood!
口に入れても大丈夫なように科学的に安全な原料で作られています。
特徴的なカタチなので、クレヨン自体が縦に積み重ねられるのも積み木のようでおすすめです!
[surfing_voice icon="https://mamagurashi.com/wp-content/uploads/2020/04/papa2-2.png" name="パパ" type="l" font_color="000"]我が家の娘たちも、このクレヨンにお世話になりました!
この不思議な形は、赤ちゃんでも握りやすいようになっているんだとか。
色が手につかないので、積み木やお灸がわりになっていましたw
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みつばちクレヨン
はちみつなどを使った健康食品や化粧品を取り扱う「山田養蜂場」がおくる幼児用くれよん「みつばちクレヨン」!
”世界で一番安全なクレヨン”をモットーに、天然ミツロウを40%使用。こどもの安全を追求しています。
ミツロウをたっぷり使っていることで、透明感と光沢も楽しめ、カスも出にくく汚れにくいのも特徴です。
太さも10mmあり小さなこどもでも握りやすいので、初めてのクレヨンとしていいと思います。
さんかくクーピーペンシル
クレヨンと色鉛筆の中間のようなクーピー。
その三角形の太いかたちのタイプなので、小さな子どもでも扱いやすいのが特徴です。
クーピーは色の汚れがつきにくいため手も汚れにくく、また折れにくいため、お絵かきが初めての子にもおすすめ!
三角形なので、転がりにくいのも他の幼児用クレヨンにはあまりないポイントです!
水でおとせるクレヨン
こちらは、たとえ机や床が汚れても、ぬれぞうきんで拭き取ることが出来るスグレモノ!
手についても落としやすく、14mmの太さがあるので持ちやすく折れにくいカタチになっています。
これなら思う存分クレヨンお絵かきを楽しめますね。
汚れが気になるママに、おすすめです。
おこめのクレヨン
お米を精米するときに採れる「米ぬか」を絞ったお米の油とライスワックスが主成分のクレヨン。
顔料は食用色素などが用いられ、万が一、口に入れても安全な素材だけで出来ています。
色彩も鮮やかで、安心してこどもに初めてのクレヨンを使わせたいなら、コチラがおすすめです!
【まとめ】安全なクレヨンでたくさん楽しもう!
こどもがはじめてお絵かきする時に使うクレヨン。
そんな記念すべきクレヨンは、発色がキレイで丈夫で安全なものであるほうが良いですよね。
クレヨンには、色彩感覚の向上などたくさんのメリットがあります。
ぜひ安全なクレヨンを使って、お子さんと楽しんでくださいね。
【参考文献】
「涙の先には虹がある!子育てレインボウ」おぐらなおみ 株式会社ベネッセコーポレーション
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