生まれたばかりの新生児の夜行性に、悩んでいませんか?
- 今夜もまた目がギンギンに開いている・・・
- 毎日同じ時間に決まって泣き出す。
新生児が泣き止まなくて、寝なくてイライラしたりぐったりしたりするのは、あなただけではありません。
私には2人こどもがいますが、次女は夜行性で新生児の頃から全然寝ない子でした。
新生児は通常、1日に15時間〜20時間ぐらい寝ているものだと言われていますが、それはあくまでも平均なので、よく寝る赤ちゃんもいればあまり寝ない赤ちゃんもいます。
こちらのページでは、新生児の睡眠の特徴・夜行性(昼夜逆転)の治し方についてまとめています。
新生児の睡眠サイクルが分かるとママが楽になりますし、睡眠リズムを整えやすくなります。
ぜひ参考にしてください。
もくじ
新生児の夜行性は、睡眠サイクルが短いから
生まれたばかりの新生児の睡眠サイクルは、とても短いです。
大人の睡眠サイクルは90分ですが、生まれたばかりの新生児の睡眠サイクルは、わずか40分。
それに加え、こちらのグラフをみると新生児は眠りの幅が浅いのがわかります。
なのでママがこのタイミングを理解せずに浅い眠りの時にベッドに置いてしまうと、起きやすくなります。
よく言われている背中スイッチですね。
なのでまず赤ちゃんをよく見て、深い眠り(ノンレム睡眠)のときに布団に置くようにチャレンジしてみてください。
- 顔の表情が変わらない
- 眠っている赤ちゃんの手をママが動かしても、力が抜けている
新生児特有の「にや〜」という微笑みや、寝ているのに顔の表情が変わる・まぶたが動いている時は、浅い眠りの可能性が高いです
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また新生児は、寝ながら「えーん」と泣くことがあります。
[surfing_voice icon="https://mamagurashi.com/wp-content/uploads/2020/01/egao.png" name="" type="r" font_color="000"]次女をよく見ていると、泣き方が起きている時に泣くのとちょっと違うことに気が付きました。
寝ているときに泣くときは、目をつぶったまま寝言のように「えーん」と泣いていました
[/surfing_voice]次女の場合、こういう時は何もしないか頭をそっとなでてあげると、そのまままた眠りに入りました。
逆に寝言で泣いているときにオムツ替えをしたり、夜中に電気をつけてしまうと、赤ちゃんはウトウトしていたところから完全に目を覚ましてしまいがち。
なので授乳の時間にはまだ早く、目をつぶったまま軽く泣く感じであれば、頭をなでたりして少し様子を見ているといいです。
新生児赤ちゃんの昼夜逆転の治し方
新生児の時の赤ちゃんの睡眠サイクルがわかったとはいえ、昼夜逆転をなんとかしたいですよね。
基本的にはある程度諦めて新生児のペースに合わせるのが一番かんたんですが、眠る前は同じ方法で寝かしつけるようにすると、昼夜逆転が治りやすくなります。
[surfing_voice icon="https://mamagurashi.com/wp-content/uploads/2020/01/egao.png" name="" type="l" font_color="000"]赤ちゃんには時間の概念がないですが、同じ方法で寝かしつけることで「あ、ねんねの時間だ」と分かるようになっていきます。
パパが寝かしつけるときも、ママと同じ方法で寝かせるようにするといいです
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- 夜はたっぷりと授乳する
- 部屋を薄暗くする
- おくるみで包む
- ベビーマッサージをする
- お気に入りの音・音楽を聞かせる
- 朝日を浴びる
夜はたっぷりと授乳する
入院中助産師さんに聞いたのですが、新生児はおっぱいを飲むのにとても体力が必要なのだそうです。
生まれたばかりの新生児の赤ちゃんは、おっぱいを飲んでいるうちに疲れて寝てしまうということがあり、授乳回数が多くなりがち。
新生児を夜にゆっくりと寝かすためには、たっぷりと授乳してお腹いっぱいにすること。
体力がなく飲んでいるうちに寝てしまうなら、まずは体重を増やして体力をつけることです。
[surfing_voice icon="https://mamagurashi.com/wp-content/uploads/2020/01/nikkori.png" name="" type="l" font_color="000"]次女は小さく生まれたため、助産師さんのアドバイスで、夜は哺乳瓶も併用しました。
母乳だけで育てたいママは、ミルクをあげることに抵抗があるかもしれませんが、搾乳して哺乳瓶であげると直接飲むよりも楽に飲めるそうです
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部屋を薄暗くする
夜は部屋を薄暗くします。
夜中の授乳も完全に電気をつけずに、薄暗い中で授乳するといいです。
[surfing_voice icon="https://mamagurashi.com/wp-content/uploads/2020/01/egao.png" name="" type="l" font_color="000"]私はLEDのナイトライトを使っていました。
ライトの光が調整できるものは、とても使いやすいですよ
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おくるみで包む
生まれたばかりの新生児は、おくるみで包むとお腹の中にいたときの感覚と近くなり、安心するようです。
おくるみを使うときのコツは、おくるみの角を利用すること。
おくるみを正方形ではなくひし形において、角のところに頭を乗せます。
頭の下にもおくるみがあると、ベッドに置いた時に枕のヒヤッとする感じがなくなります。
ベビーマッサージをする
我が家の次女は、抱っこしたまま自分の手の平で足を包んで温めてあげると、安心するのか寝てくれました。
足にはさまざまなツボがありますが、ママの温かい手のひらで優しくマッサージするだけでもよいです。
[surfing_voice icon="https://mamagurashi.com/wp-content/uploads/2020/01/nikkori.png" name="" type="l" font_color="000"]私は抱っこの時や授乳中も、頭を優しくなでなでしていました
[/surfing_voice]授乳時に頭をなでなですることで、”頭なでなで=うれしい・安心・リラックスできる”という風に紐付けるようにしていました。
日々のベビーマッサージは、リラックスだけでなく赤ちゃんとのコミニュケーションにもなります。
わざわざ専用のオイルを買って本格的にやらなくても、お風呂上がりのスキンケアの時に、クリームをたっぷりめに取り、優しくマッサージするように塗ってあげるだけで十分かと思います。
お気に入りの音・音楽を聞かせる
新生児が安心して寝るためには、ママの胎内にいた時と同じような音も効果的と言われています。
よくあるのは、ビニールのガサガサ音・ドライヤー・テレビのザーというノイズなどで、探すとアプリもありますね。
[surfing_voice icon="https://mamagurashi.com/wp-content/uploads/2020/01/odoroki.png" name="" type="l" font_color="000"]長女はビニールのガサガサ音でコロッと寝たのですが、次女には全く効きませんでした。
次女には、こちらのオルゴール音が効きました。
なので赤ちゃんのお気にりの音を探すように、色々試してみるといいです
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■ 次女の寝かしつけでお世話になったオルゴール音
朝日を浴びる
新生児のうちは、わざわざ決まった時間に起こすことはしなくてもOKです。
朝になったらカーテンをあけて太陽の光を取り込み、自然に目覚めたら「おはよう」と声をかけてあげましょう。
1ヶ月を過ぎたら、午前中お散歩をするのもいいですね。
逆に赤ちゃんが夜中に起きてしまった時は、電気をつけずに薄暗い中で授乳し、話し方も小声で日中よりゆったりと喋るようにするといいですよ。
新生児から使える育児グッツをフル活用する
新生児から使える抱っこひもやバウンサー・ハイローチェアなどの育児グッツを使うのもいいです。
赤ちゃんは寝かせるために抱っこしているよりも、抱っこひもにいれたまま家事など動いている方がよく寝てくれるということがあります。
[surfing_voice icon="https://mamagurashi.com/wp-content/uploads/2020/01/egao.png" name="" type="l" font_color="000"]私も新生児から縦抱きができるベビービョルンの抱っこひもは、とても重宝しました!
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また、私のおすすめはバランスボール。
ある時たまたま抱っこをしたままバランスボールに座ってみた所、ピタリと泣き止みそしてウトウトと寝てくれたことがあり、これにはびっくりしました!!
軽く上下に揺れるのが、車に乗ったり抱っこひもで歩いている感覚に似ていたのかもしれません。
それ以来バランスボールに座ってポンポンするのが、寝かしつけ方法にかわりましたw
[surfing_voice icon="https://mamagurashi.com/wp-content/uploads/2020/01/egao.png" name="" type="l" font_color="000"]新生児の赤ちゃんといえども、抱っこをしたままで家中を歩き回るのは疲れますよね。
その点バランスボールは座ってポンポンしているだけなので、TVでも見ながらゆっくりと寝かしつけができました
[/surfing_voice]ただバランスボールは空気の入り具合によって凄く跳ねてしまったり、後ろにひっくり返ってしまったりする可能性があります。
机や壁など転がる心配のない場所の近くで行うのと、抱っこをしながら跳ねすぎないように気をつけてくださいね。
それでも、夜寝てくれない時は・・・
色々やっても夜に寝てくれない時は、諦めて赤ちゃんと一緒にDVDでも見ましょうw
新生児の時は全然寝ない赤ちゃんも、2ヶ月くらい経つと落ち着いてきます。
これは先ほどの睡眠サイクルがちょっとずつ長く深くなってくることと、ちょうどママも母乳が安定し、赤ちゃんも体重が増え飲み方が上手になって、たくさん飲んでぐっすり寝てくれるようになるからです。
なので、今のままがずっと続くわけではないので、大丈夫。
「時が解決してくれることもある」と思って気長に待ちましょう。
私は色々がんばっても寝ない時は、バランスボールでポンポンしたままビデオやDVDを見て、赤ちゃんが眠くなるのを待ちました。
新生児の赤ちゃんが寝ない・泣く原因
新生児が寝ないで泣いているのには、いくつか考えられます。
よく「赤ちゃんは泣くのが仕事だから」といいますが、まずは何か原因がないか探してみましょう。
多分泣いている多くは、環境の変化によるものが多いと思うので、まずは抱っこで安心させてあげるといいです。
- ママのお腹の中とは環境が変わって、とまどっている
- 暑い・寒い
- お腹が空いている
- お腹が張って苦しい
- 体がかゆい・痛い
- 眠いのに眠れない
ママのお腹の中とは環境が変わって、とまどっている
赤ちゃんは、10ヶ月間過ごしていたママのお腹の中と環境が違うので、とまどうのは当然のことです。
新生児のうちは、まだ「怖い」とか「寂しい」というハッキリとした感情はないかもしれないけど、「お腹の中にいた今までとは、何かちがうな」という雰囲気は感じているのでは?
今までは薄暗く温かいママのお腹の中で、ママの胎内の音を聞きながら、丸まって寝たり、起きたり自由にすごしていた赤ちゃん。
それが急に明るい世界にきて、ママの音がしない代わりにいろんな声や音がして、おむつや洋服を着せられて、ベッドの上でまっすぐ横になって寝る・・・。
よく考えたら、あまりの環境の変化にとまどうのは普通のこと。
すぐに外の世界に馴染める新生児の方が珍しいですよね。
暑い・寒い
部屋の温度が適温かどうかを、チェックしてみましょう。
100円ショップのものでよいので、温湿度計を置いておくといいです。
新生児の赤ちゃんにとって、最適な温度は20℃〜25℃の間と言われています。
産院と同じくらいの温度で、ママが長袖1枚でちょうどよいくらいが赤ちゃんにとっても適温。
赤ちゃんがいると、冬はエアコンを1日中つけていることが多く乾燥しがち。
濡れたタオルを置いたり、エアコンとオイルヒーターを併用するなど、それぞれのお宅の事情に合わせて調整してみてください。
[surfing_voice icon="https://mamagurashi.com/wp-content/uploads/2020/01/egao.png" name="" type="l" font_color="000"]我が家では、冬にエアコンをつけっぱなしだったのを、夜だけオイルヒーターに変えたら夜中に起きる回数が減り、まとまって寝るようになりました
[/surfing_voice]エアコンはタイマーにしていたのですが、夜中に起きるとやはり部屋が寒く、ある時お布団から飛び出しているバンザイ寝の両手と、足が冷たいことが気になりました。
そこで、悩んだ末にオイルヒーターを購入。
夜だけオイルヒーターを使ってみたら、風のない暖かな空間が出来上がりました。
オイルヒーターはよく「温かい日差し」と表現されますが、真冬なのに寝室だけ春のようなやわらかな温かさがあります。
赤ちゃんを触ってみるとバンザイしている手もあたたかく、足も朝まであたたか。
それ以降、3時間・4時間まとめて寝てくれるようになり、私も寝れるようになり体が楽になりました。
生後3ヶ月の今は、5時間・6時間まとめて寝てくれることが多く、うまくいくと0時〜8時頃まで寝てくれます。
お腹が空いている
もしも授乳の時に、新生児がちゃんと飲んでいるか気になる場合は、ベビー用スケールで体重を測ってみるといいです。
ベビー用スケールは、レンタルもありますよ。
毎回授乳のたびに測る必要はないですが、授乳の前と後で体重を測ると、どれくらい飲んだかが分かります。
増え方が少ないようならミルクを足す目安になりますし、どれくらい足せばいいかも分かりやすくなります。
大人用の体重計でも新生児の体重を計ることができます。
ママが抱っこして体重計にのり、そのあとでもう1度ママが体重を計りママの体重を引くことで、新生児の体重が分かります。
また新生児は、授乳やおしっこ・うんちの前後で体重が結構変わります。
なので、入浴前など体重を計るタイミングを決めて、毎回同じ頃にに体重を計るようにしましょう。
お腹が張って苦しい
授乳後にしっかりとゲップが出ないなど、お腹の調子がよくない時も、泣いて寝ない原因となりやすいです。
今は産院で「おっぱいの時はゲップはしなくてもよい」とアドバイスされますが、私は母乳でもできるだけ縦抱きしてゲップを出すようにしています。
また、うんちがちゃんと出ているか、お腹が張っていないかも確認しましょう。
お腹の張りが見られたら、お腹を「の」の字を書くようにマッサージしてあげたり、ママの手で赤ちゃんの足を持って、交互に動かしてあげるといいです。
お腹や足を動かすことで、腸が刺激されうんちやおならがでやすくなります。
ただ、授乳直後のマッサージは吐いてしまうかもしれないので、授乳後時間が経ってからや授乳前に行うようにしてくださいね。
ミルクの飲ませすぎも要注意です!
新生児が泣くと「おっぱいが足りないのかな?」とミルクを足しがちですが、苦しくて泣いていることもあります。
苦しくて泣いているのに、どんどんミルクを飲まされると、新生児赤ちゃんはもっと苦しくなってしまうので、ミルクの飲ませすぎも気をつけてください。
やはり体重を測って、1日の体重の増え方をみることで、飲ませすぎかどうか判断しやすくなります。
体がかゆい・痛い
乳児湿疹(にゅうじしっしん)やあせも・おむつかぶれは目で見て分かりやすいですが、洋服のタグが肌にあたっていたり、洋服に髪の毛が絡まっていてチクチクするなど、細かいことの場合もあります。
赤ちゃんの体を見て、赤くなっているところがないか、かゆがっている様子が無いか見てあげましょう。
洗剤に敏感に反応する子もいます。
また新品の洋服やお下がりで期間が空いた服は、必ず水通しやベビー用の洗剤で洗うようにしましょう。
眠いのに、うまく眠れない
眠いのにうまく眠れなくて、グズグズしたり泣いてばかり、ということもあります。
ママから見ると「そんなに眠いなら、寝ていいんだよ」と思うのですが、赤ちゃんは上手に眠れずに困っているんですね。
なので、先ほど書いたようにマッサージや音楽などで、入眠の手助けをしてあげましょう!
【まとめ】新生児は夜行性!
新生児って夜行性だと思いませんか?
しかしよく考えてみたら、数日前まではお腹の中で好きな時に寝て、好きな時に起きていた赤ちゃん。
私も妊娠中を振り返ってみると、夜中に胎動大運動会でした。
そんな生活をしていたのですから、生まれて数日の新生児に「夜だから寝ましょう」なんて到底無理な話。
なので私は、諦めました。
「この子は外国から来たようなものなんだ」「時差ボケしてるんだ」て思うようにしていました。
時差ボケしているだけだと考えると、気持ちが楽になります。
だってそのうちこの日本時間に慣れてくるから。
実際、少しずつ昼夜逆転生活は治っていきます。
それから育児ノートをつけるのもおすすめ。
何時におっぱいをあげたか、おしっこうんちの回数を記録しておくことによって、どうして今泣いているのか、お腹が空いているのかどうか判断しやすくなります。
スマホのアプリでも育児記録はつけられます。
新生児期はリズムがつくまで、しばらく続けてみるといいです。
私は産後の忙しい時期に、料理キットのおかげでとても助けられました。
気持ちの余裕が生まれ、かなり楽になるのでおすすめ!
合わせて参考にしてみてください。
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